全国若手町村長会 日本が世界に誇るケミカルリサイクルプラント「JEPLAN(ジェプラン)」の視察を実施
2026年5月14日、全国若手町村長会の会員首長9名で、日本が世界に誇るケミカルリサイクルプラント「株式会社JEPLAN(ジェプラン)」の視察を実施しました。神奈川県川崎市に拠点を置く同社は、世界最先端のケミカルリサイクル技術を有し、PET ボトルやポリエステル繊維の資源循環を実現する日本発の循環型社会モデルをグローバルに展開している企業です。


■循環型プロジェクト「BRING」
同社が展開する「BRING」は、服の回収から再生までを一気通貫で行うプロジェクトです。回収した古着のポリエステルを使って、独自の技術でもう一度ポリエステル樹脂を製造する技術を持っています。製造した樹脂を原料に再び様々なポリエステル製品を製造することができ、本来はその製造に必要だった資源を削減することを可能にしています。同社では多くのブランドや企業と連携し、誰もが手軽に「服を捨てずに地球の資源として循環させる」仕組みを構築しています。

独自技術でPET(ポリエチレンテレフタレート)を分子レベルまで分解・精製し、石油由来と同等品質の原料へと戻して再資源化する技術により、資源を何度も循環させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」を可能にしています。また、岩元会長は金沢大学と連携し、海洋プラスチックごみから「究極の次世代半導体材料」とも呼ばれる人工ダイヤモンドを生み出すプロジェクトを発表されており、資源循環の新たな可能性にも果敢に挑戦されています。

■「地下資源の奪い合い」を終わらせ、世界平和へ
今回の視察では、岩元会長から胸が熱くなるようなお話を伺いました。 「歴史における戦争の7〜8割は、石油や金、ダイヤモンドといった地下資源の奪い合いで起きている。資源を完全に循環できれば、新たに資源を調達する必要がなくなり、世界平和にもつながる」
そして、「地下資源争奪戦争を終わらせるのは、金でも武器でもない。わくわく・ドキドキする、みんな参加型の循環型社会だ」という力強い言葉が深く印象に残りました。

この熱い理念に共感した若手首長の参加メンバー一同は、“地球環境防衛軍”の岩元隊長から、その場で「隊員」として任命されました。今回の視察は、環境政策や資源循環、脱炭素、官民連携、地方創生といった分野はもちろんのこと、「地域課題を新たな価値へ転換する発想や実践力」など、今後の自治体施策にとっても非常に示唆に富んだ有意義な機会となりました。
今後も全国若手町村長会では、地域住民の幸せや持続可能な地域づくりのために、若手町村長同士が共に本音で研鑽し、地域の課題解決や活性化に取り組むことを目的に活動を続けていきます。



